2010年11月21日日曜日

LM60を使った温度計作成準備

温度センサーのM60BIZ(TO-92)を秋月電子通商で購入したので、
温度計を作成したいと思います。

データシートに書かれている値をエクセルの散布図でグラフにしてみました。
温度(T) 出力電圧Vo
125℃ 1205mV
100℃ 1049mV
25℃ 580mV
0℃ 424mV
-25℃ 268mV
-40℃ 174mV

上の表は、+Vs(入力電圧)が+2.7Vの時の表のようです。

出力電圧の計算式も書いてありました。
Vo(出力電圧)=(+6.25mV/℃xT℃)+424mV
出力電圧から温度を求めるには、
T℃=(Vo-424mV)/(+6.25mV/℃)

例:125℃、1205mVの時
 +125℃=(+1205mV-424mV)/(+6.25mV/℃)  //分かりにくい
124.96=(1205-424)/6.25

例:1℃
1℃=430.25mV....

正確なAD変換の値を取得するには基準電圧が必要という事で、
LM336Z-2.5 を入手しました。

10ビットのA/D変換では0から1023の値が得られるので、
意味があるか分かりませんが、2.5Vを1023等分した場合のグラフも描いてみました。
2500mV/1023=2.444
 A/D変換の値X2.444で出力電圧(mV)が得られる。

1.温度センサー 出力電圧のA/D変換値を求める
2. A/D変換値から出力電圧を求める。
3. 出力電圧から温度を求める
こんな感じでいいのだろうか?

LM336Z-2.5 を基準電圧に使った温度計の製作例があったのでLM336Z-2.5を選択したのですが、
A/D変換の精度を出すためには下記の条件が必要のようです。
VrefH - VrefL > 3V
VrefL=GND(0V)に設定したとしても高い方の基準電圧(Vrefh)と低い方の基準電圧の(Vrefl)の差が3V 以上にはならないような気がする。

LM336Z-5.0を選択した方が良かったかもしれない。

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